未承認薬なので安全のため患者会を設立しています
先端医療医薬開発機構の認定医療機関で使用している治療タンパクは、日本では まだ未承認薬ですので、患者さまが安心して治療を受けることができるように、がん遺伝子治療の患者さまの患者会を設立しています。
先端医療医薬開発機構では、治療タンパク投与毎の、データ(体温の変化、血圧の変化、その他副作用)を収集し、患者さま個人の適切な、投与量を決定するなど、副作用をさらに軽減させることを行っております。
先端医療医薬開発機構では、患者会に登録した患者さまの治療前後のデータを収集して比較し、がん遺伝子治療の効果判定や症例検討会などを行っております。
データ管理・データ使用について
患者会で集められた、治療前・治療後の効果比較のデータ、治療毎の副作用データ、抗がん剤や放射線を併用した場合の効果比較データ等、それぞれのデータを集計して、使用させていただいており、今後のより効果あるがん遺伝子治療ができるよう、更なる進化・開発を目指しております。
これらのデータは、先端医療医薬開発機構が管理・保管して、がん遺伝子治療の開発や普及のために、患者さまに承諾を得て使用していきます。
収集されたデータの使用にあたって、個人情報は厳重に管理されており、個人を識別できるような情報が漏れることは一切ありません。
がん再発予防としてのモニター募集
がんの再発は患者さまやその関係者、そして担当医師も、皆が避けたいものですが、がんになった以上、それが初期がんでも進行がんでも再発の危険があります。
また手術してがん細胞を取りきっても、他の前がん状態の細胞が、がん化して再発のように扱われる場合もあります。(初期がん再発例に多い)
現在の医療では手術後に再発が考えられる場合のみ抗がん剤や放射線の追加治療をおこないます。また再発要因が少ない、がんには手術のみ選択されることがほとんどです。
その理由は、抗がん剤や放射線には、副作用もありこの副作用と再発の可能性を、てんびんにかけている状態です。仮に全く副作用のない抗がん剤ができれば再発予防としてがん患者さま全適応になる可能性もあります。
一方で、がん遺伝子治療は、
- ほとんど副作用がない。
- がんの種類(発生部位)を問わずに、すべてのがんに適応。
- 抗がん剤や放射線の効果を増強する。
- その抗がん剤や放射線の使用量を減らすこともできます。
- どの段階のがんにも適応できる。など、がん遺伝子治療は幅広いがんの適応範囲を持っています。
先端医療医薬開発機構では、がんの再発率を低下させ、各種がんの5年生存率をあげるために手術後の再発予防モニターを募集しております。
この場合の価格はモニター価格にて施行させていただきます。ご相談窓口に電話または相談フォームよりお問い合わせください。
特殊な患者さまについて
がんになったら、通常がん治療の選択肢には、以下の3つがあげられます。
- 手術
- 抗がん剤治療
- 放射線治療
患者さまの中には、どうしても手術したくないという患者さまがおられます。このような方にも先端医療医薬開発機構では、がん遺伝子治療の治療タンパクの投与を行っています。
特に多い患者さまとしては、局所注入と点滴治療を並行しておこなっている患者さまで、疾患としては、胃がん・乳がん・大腸がん(多発ポリープを毎年繰り返している人)などの方がいます。
このような患者さまの多くは、著効しているのですが、中にはがん遺伝子治療だけでは抑えられないものもあり、その場合は患者さまに、今後考えられるがんによる展開を報告し、標準のがん治療をおすすめしています。
このように手術を選択したくない患者さまは、相談の上、特殊なモニターとして登録し、がん遺伝子治療を納得してもらったうえで治療を行っています。
特殊な患者さまについては、開発チームと治療内容を相談しながら、特殊モニターとして対応していきますので、ご相談窓口に電話または相談フォームよりお問い合わせください。