遺伝子検査・その他遺伝子治療

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同一の遺伝子情報

人を作る全ての細胞(60兆個)は同じ組織を作り続けるために、遺伝子によって再生・分裂・死滅を繰り返し同じ組織を維持していきます。

人は両親から半分ずつ引き継いだひとつの細胞(受精卵)から分裂・死滅を繰り返し、約60兆個の細胞を維持して生存しており、全身どの細胞も同じ遺伝子情報をもっています。

いろいろな遺伝子検査

先端医療医薬開発機構の認定医療機関の中には、遺伝子検査を施行している医療機関もあります。遺伝子検査といっても、その検査目的により異なります。

  • 先天性疾患の検査(染色体でも)
  • 単一遺伝子疾患の検査
  • 優性・劣性の遺伝子からの疾患の検査
  • 生活習慣病などのリスク検査
  • がんなどになりやすいリスク検査
  • がん細胞からの変異遺伝子検査(切除したがん細胞より)
  • DNA鑑定

その他の遺伝子治療

先端医療医薬開発機構では、幾つかの遺伝子治療の開発チームにいろいろな疾患に対する遺伝子治療薬や、更に効果が期待できるがん遺伝子治療薬の開発などを依頼しています。

また海外で良き治療タンパクが存在した場合は、日本でも使えるように交渉も考えています。日本でも良き治療タンパクがありましたらご連絡いただければ幸いです。

医療機関の認定と募集

現在依頼している遺伝子治療

先端医療医薬開発機構で現在、依頼している遺伝子治療タンパクは、以下のようなものがあります。

  • P53にMDM2結合阻害因子が加わったがん遺伝子治療タンパク。
  • 動脈硬化を改善する遺伝子治療タンパク
  • アルツハイマー病に対する遺伝子治療タンパク
  • 糖尿病に対する遺伝子治療タンパク

殆どの病気は遺伝子が直接または間接的に関係します。遺伝子治療で改善できる病気は、今後必ず増えることでしょう。

遺伝子検査を利用すると疾患撲滅も

先端医療医薬開発機構の提携医療機関の中にはアメリカと共同して単一遺伝子疾患や遺伝子疾患の撲滅を考えている医療機関もあります。

どのように撲滅させるかというと、両親の遺伝子検査をして遺伝子から起こることが解明されている疾患(約500疾患)の有無を検査します。ひとつでも陽性なら夫婦の受精卵を体外受精でいくつか作り数日育てます。16から32に細胞分裂した受精卵から一つの細胞を取り出し、全ての受精卵の細胞遺伝子検査を行い、陰性の受精卵だけを着床させる。この方法で出産すれば、両親の片方が遺伝子から起こる病気を持っていても、その子孫には繁栄されることなく遺伝子からの病気を予防できます。

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